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リスペクトという価値観…

HIDERO NOTE

 

 

競技を引退した後、無意識のうちに持っていた価値観ってあるなぁ。なーんて、レッスンの最中に気付いた話なんですがね。 

 

 

いくつかある自分の価値観の1つに「Respect」ってのがありまして、それを競技選手の弟子に説明するのが何だか伝えにくい感じになりました…。

いや、確かに自分自身が偉そうにトップダウンで指導できるほど完成はしていないの百も承知なんですがね。 

 

 

そんなワケで「リスペクト」なんですが…

一体、何て言えば良いのだろうか。

尊敬される人間になりなさい。という意味では、もちろんないし…

リーダーやパートナーのことを凄いから尊敬しなさい。というのも違うし… 

 

 

「関わる全ての人を、頑張っている人間として尊重する」という事なのかなぁ。

 

 

別に差別的に人をランク付けるわけではないのですが、ダンスの上手い下手はありますし、その人の持つ魅力や人間力もありますからね。

なので、万人の人を凄い!尊敬!!とは全く思えないけれども…

まぁ、それでも尊重することはできますから。 

 

 

 

リーダー、パートナー、コーチがチームとしてそうやっていたら、お互いに気持ちよく前に進むことができますよね。

尊重しあうことはダンス上達の上では絶対に必要な事柄と考えます。 

 

 

 

 

 

 

でも、判るんだけど慣れてくると段々と難しくなってきますなー。自身の経験談なんですが。

キャリア、経験が浅いうちは比較的簡単で新鮮な刺激を受けて尊敬できる感じになりますが、慣れるにつれて甘えが出ちゃうんですよね。

そういう慣れた段階に入っても、なお相手を尊重し続けられることはペアで成果を上げられる大きなポイントなんです。 

 

 

自分がリスペクトされていると感じる状況と、されていないと感じる状況で、どっちがパフォーマンスが上がるか考えると…

やはり、リスペクトあった方が良いです。

逆も真なりで相手をリスペクトしないと結果、ペアのパフォーマンスは上がらない。ペアでダンスをしている以上、それは自分の首を絞めることになりますなぁ。 

 

 

 

いやー、自分自身の競技生活では残念ながら全く実践できていなかったなぁ。

なぜなら、自分達のダンスにはストイックで厳しくありたい。って思ってましたから。

互いにダンスに本気で懸けてたし…。

恐らくストイックはOKなんです。色んな壁、試練を乗り越えるのに厳しさは当然。

NGだったのは石田君を尊重しなかった事ですね…本当にダメなリーダーでした。 

 

 

 

 

 

 

 

あらためて、教える事は学ぶこと…また弟子に学ばされました。 

 

 

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