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ご褒美

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こんにちは!

毎日、コロナのニュースばかりで気が滅入りますね。いかがお過ごしでしょうか?

私は日曜日に久しぶりに舞台を見に言って来ました。

この時期に、私が行ったらダメでしょう…と思う気持ちもあったのですがね……

今回見に行った新国立劇場は自転車で5分なのと~

今後のイベントを考えた時にどんな対策をすべきか、新国立劇場のような劇場をお手本に~なんて思ってみたりして。

でも、1番は森山開次さん演出、振付のバレエが見たいという、自分へのご褒美でした。

さて、劇場内での感染対策は出来うることのベストだったと思います。

座席は1席おき、来場者カードの記入、声掛けは拍手で、入口での体温✔とアルコール消毒、レストランはお水(ペットボトル)のみの販売、ホワイエでのイスの配置も全て一方方向で向かい合わないようになっていました。

ダンス界のパーティー形式のイベントは会食が入るので、心配ですね。経営者としてはFESSIのイベント開催には慎重になってしまいます。

 

今回の舞台竜宮の紹介動画

私がどうしてもこの舞台を見たかったのは最初にも書きましたが森山開次さんの作り出すもの!!を見たい!!!

話は20年前に遡ります。

当時の私は、ペアダンスに強烈に惹かれながらも、自分の気持ちにちょっぴり蓋をしていました。まだ、秀先生とは出会う前でしたし、当時のダンスパートナーはプロ志望ではなかったので。

でも、そんな溢れ出しつつある思いをやはり踊りで埋めようとバレエ、ジャズダンスのレッスンにせっせと通っていました。そして、この時に出会ったのが赤尾仁紀先生!(DANCETOで競演してます)

仁紀先生は当時は新上裕也さんというジャズダンス界のスターのアシスタントでした。

この裕也さんのジャズダンスクラス!!!すごかったんです。

かなーりハイレベルでした。

そんな中、ひときわ輝く男性がいました。レッスンでは基礎連習から始まり最後に振付をする流れなのですが…

基本の練習の時はそんなに目立つ存在ではないのです。例えば、早く回れるとかすごく足が高く上がるとか…

でも、最後の振付の時間になるとこの男性、ぐわーって出てくるんです。何かが!!!何だったのかな?その人の持っている思いのようなものなのかな。

裕也先生の振付なのに、さっき覚えたばかりのはずなのに、もう自分のものになってしまってる!

そう、その人が森山開次さんでした。

その後、どんどん有名になっていきました。

20年前のほんの1年弱の期間。今考えると迷いの中にいたこの時間、すごーく貴重な体験をしました。

あの時見た、自分で選んだ道に本気で打ち込む人達の姿は今も心に残ります。

肝心の舞台は、

一言で夢の世界

ディズニーランドのようなミュージカルのような、それでいて日本的な引き算の美も感じられて

多分、バレエダンサーも楽しかったのではないかな~と勝手に思ったりしています。

私が特にえ~!!!と思ったのはエンディング。

普通、盛り上がって行く音楽に対してって振付もゴージャスにって考えがちなんだけど…

最後の振付が前に歩いて後ろに下がってを何度も繰り返して(波を表現したのか、時の流れを表現したのか?)行きます。だけど、この繰り返しとあえて簡単な振付がダンサーの個性を見事に表していた気がします。しかも最後の1小節ちょっと、なんと動かないんですよ!決めポーズが音の終わりよりも前にきてるんです。

これ、私的に初めての演出だった!でも、何ともいえない余韻が残って…

結果、心の中でブラボー!!!

いやー、もう鼻歌歌いながら自転車こぎこぎ帰宅しました。

1人で行ったので、感動を熱く秀先生に語ったのですが

良かったじゃん!の一言。

そして、君大げさだからな…と呟かれました!

まあ、でも今回はね、昔の私と今の私とでノスタルジックを味わうのもいいでしょう!

そして、森山開次さん、20年前から陰ながらファンです。

これからも、素敵な舞台を作って下さいね。

 

 

 

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