熱い1日!
BLOG12月9日は愛弟子の大会がありました。
全日本学生競技ダンス大会!
私も競技ダンスの世界に入ったのは大学からなので、思い出深い大会なのですが…
大学生にとってはこの冬の全日本は学生時代最後の大会であり、引退試合でもあります。
教え子達もこの日にファイナルに残ることを目標に頑張ってきました。
そんな、大切な競技会だからでしょうか?開会式前の練習からかなりの数のプロの先生達が会場で教え子を見守っていました。九州や名古屋から来ている先生方もいたのが印象的でした。
私達の愛弟子は2組出場。一組は2年生カップル。通常は4年生がレギュラーを務めるのですが、先輩が少ない大学だと下級生が出場するケースもあります。
この2年生カップル、小柄ながら最近メキメキ上達しているので2次予選まではコマを進められるかな…と思っていましたが残念ながら1次予選敗退。
でも、私の後ろで見ていた男の子の卒業生応援団の子達からこんな会話が…
アイツ、うまくね!!!ってか、アイツ2年?2年にしては良く踊るね~
だって。ここに先生がいるよ~と突っ込みたくなりましたが、少しニヤニヤしてしまいました。
そして、本命登場、4年生カップル!
1予選から作戦通り、人がいない真ん中をバズーカで(キンタローのダンスで有名になったステップ)突っ切り。
床からのパワーをボディーにつなげて力強く!!!
そして、準決勝へと順調にコマを進めます。
結果が張り出されて、確認するなり笑顔で私達の所に走ってくる姿にはホントに可愛いと我が子のようです。
そして、勝負の準決勝!
私達が今まで見た中でのベストダンスでした。私は成績やランクに関係なく、その人が持ってるものを全て出し切って踊っている姿を見ると、一言でいうと本気!これが見えると自然と涙が出てしまいます。
準決勝の彼らのダンス、泣けてきました。私達のおしえ、ダンスに向きあってきた姿勢、全て出し切ったね。
結果は1チェック足らずで、準決勝敗退でした。
自分のことよりも、悔しかったかもしれません。
あれだけ頑張ったのだから、決勝に残してあげたかった…
FESSIオープンしてから、学生達には礼儀についてもより厳しくしました。
教室でいろんな生徒さんにも可愛がっていただき、応援していただけたこと、良かったと思います。
ありがとうございました。
競技ダンスと社交ダンス、全く違うものだという方もたくさんいらっしゃいますが…
私は基本的には同じだと思っています。
床を踏みしめて、音楽を感じて、パートナーと呼吸を合わせる!
私はFESSIがその真ん中にあって欲しいと願っています。
ダンスを通じて、コミュニケーションの場が出来るように…
そして、社会人になる彼らがダンスを通じて学んだ事を大切に頑張って欲しい。
仕事に疲れたら、教室にいつでもおいで!!!と言ってあげたいです。