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熱量に圧倒された…1日

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すみ子です。

もう、だいーぶ、だいーぶ、前の事になりますが、3月10日はダンス大会を観戦に行ってきました。

大好きな正敏先生と晴巳先生の最後の試合だったからです。

うちわを持って、一生懸命応援しました。

 

久しぶりに、外から試合を見て、とっても刺激を受けたので文章にしたいと思います。

プロ競技者はある種の病にかかっていると、言えるかもしれません。それは、ダンスに狂う人。

フロアで良く見える為なら何だって出来ちゃう。

各種目、1分30秒。。。この為にすべてをかける。その集中力、気合、誰よりも輝きたいと思う気持ち。

たとえ、一般的に見たら、この人の体黒すぎない(セルフタンニングで出来るだけ日焼けしたように見せます)?とか、ヘアスタイル、パンク歌手ですか?とか、そのネイルで生活出来ます?とかそのドレスは露出し過ぎでないですか?

とか引退して冷静になったら、ヤバい!!!と思ってしまう一般的な感覚は0になります。

でも、フロアで良く踊れたら、もう、発狂するくらいに嬉しくて、でも次の種目で良く踊れないと突き落とされたような気持ちになって落ち込む。

あー、今、この人達は自分達の全てをかけてフロアで踊っているんだな。。。そんな風に感じて、熱いものがこみあげました。

やっぱり、選手であることは本当にすごい事です。もう、それだけで、価値がある。私はそう思います。だから、選手を応援したくなるんですね。

朝から夜まで、ずっと興奮、感動しっぱなし。。。

そして、そんな熱きフロアでの最後を丁寧に踊る正敏先生と晴巳先生の姿はダンスとお互いへの気持ちに溢れたものでした。

ここからは、正敏先生のちょっと笑っちゃう話。

9年前、私達の引退試合に応援にきてくれた正敏先生。

私達はラテンメインでしたが、スタンダードも出場したんです。

貴重なスタンダードの予選が終わって、控室にやって来た正敏先生がはなった一言。

「ヒデ君ごめん、ヒデ君の踊り、全然目に入ってこなかったわー。ベネディットしか目に入らなかったわ~」そう、ベネディット&クラウディアという当時のスタンダードチャンピオンが来日していたんですよね。でも、でも、

「なんでよ!俺らのスタンダードなんて、もう今後見れないかもしれないんだからさー、ちゃんと見といてよ!」って必死に訴える、秀先生。

2人のやり取りに、大笑いの仲間たち。緊張で静かだった瞬間も笑いに変えちゃう正敏先生。

その事を、突然思い出して、2人で泣き笑いしながら正敏先生と晴巳先生のダンスを見届けました。

 

これからも、2人のダンスのファンです。そして、秀先生をこれからもよろしくお願いします。。

 

 

 

 

 

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