今になってわかること!
BLOG気が付けば、もう師走です。
時が経つのは早いですね…
私達は2015年の6月に競技を引退して、もう3年が過ぎました。
今になって、わかったことが実はたくさんあります。
現役時代はただ、ただダンスが上手になりたくて、そうすれば勝てると心から信じていて…技術のみにこだわっていました。
コーチの言うこと、そうです!先週までFESSIに来ていたJason先生の言うことを100%信じていました。
自分が審査員になってみて、まさに晴天の霹靂くらい、頭の中がぐるりと1週しました。
審査員は1選手を見れて10秒ないです。そんなんで何がわかる?と思いますが実際に審査すると良い選手は入場からわかりますし、正直言って選手受付をしていてもファイナルに残る子はわかります。
大切なのは試合当日までにどうような準備をするか?だと思うようになりました。この日までに勝負は決まっているかもしれません。
3年間、秀先生といろいろと勉強しました。今は、ホームページのFESSIメソッドにも記載していますが、ダンスに必要なのは技術だけでなく、踊る体をつくるためのトレーニングや栄養、またメンタルの重要性も強く感じます。
昔、Jasonの奥様で精神科医のViViさんと話をした内容がとても印象に残っています。
私の友人ダンサーがひどく精神的に落ち込んでいて、ViViに彼女の話を聞いてもらえないかな~とお願いしたところ。
メンタルのカウンセリングをするときにとても大切なことが育った環境、価値観だそうで…私は彼女のことを本当にはサポート出来ない!何故なら、日本人のベースにある価値観がわからないから…
今、この時の話をよく考えます。
私達は海外の先生をメインコーチャーとしていましたが、本来、日本人は日本のコーチャーをメインにした方がより細部にわたるまで選手をケア出来るのではないか!と。
そのために、試合を引退した私達もまだまだ、本気でダンスを違った角度から勉強し続けることが大切です。
あー、24時間だと時間が足りません。
睡眠時間を減らせばいいのですけどね、私、寝ることがとにかく大好きなのですよね…
コーチャーは自分の時間を選手の為に削る覚悟が必要だなと思います。
さて、ほっと一息。
生徒さんから、こんな素敵なポインセチアが届きました。
いつも、いつも、生徒さん方の御心遣いに癒されています。
先日、選手にとって大事な試合がありました。私達もコーチャーとして、たくさん反省点ありました。
修正して、次回の試合に向けて、全力サポートを再開します。