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ダンス界の鈴木一朗の話ではなくて…野球界のイチローの話

HIDERO NOTE
    先日に開催しました「FESSI 1st Anniversary Party」無事に終えましたこと、あらためて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
m(_ _)m
(ダンス界のイチロー)                                                           
話変わりまして、とうとうイチローが引退しましたね。
自分達も競技ダンスを引退して4年。尊敬する年上のイチローが厳しいメジャーの世界で誇りある日本人として、また全く年齢を感じさせない華麗なプレー…本当に見れなくなるのは寂しい限りです。
実は自分にとって「イチロー語録」は、かなりの影響力がありました。             
現役時代に海外遠征、海外留学へ向かう際に空港内の本屋さんで彼の著書を毎回買っていましたからね。  
野球に対するストイックな意識、哲学は自分のダンス観に合致することばかりだったので。ホント真似すらもできないけど「こうありたい!」と思うことばかりでしたね。
          
 
そして自分は今、コーチ側になったのですが…選手を指導する上で、あらためて気付かされた事があります。
彼の語録の
「大きな記録は、日々の小さな積み重ねからしか生まれない」
「試合前の準備」
です。
 
 
この「日々の小さな積み重ね」「準備」に関してはジャンルを問わず一流プレーヤーは口を揃えて同じ様な事を語っていますね。
  
 
 
「不安材料を無くして完璧な準備を期日までにしていれば、恐れることはないし後悔もない。結果は後からついてくる。」
そうなんです!
日々の小さな積み重ねと準備を怠ると恐れや不安が生じて、それを抱えながらのショーやデモンストレーション、競技会に挑むと必ず失敗します。
   
  
土俵に上がるまでの準備は大事なこと!
引退会見のインタビューで…
――後悔はあるか。の記者の質問に…

 「今日のあの球場での出来事、あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません。自分なりに頑張ってきたということははっきりと言えるので、これを重ねることでしか後悔を生まないということはできないと思います」

  
  
また語録の中でも
「自分の思ったことをやりつづける事に後悔はありません。それでもし失敗しても後悔は絶対に無いはずですから」
 
とあります。
自分自身が選手として出していた結果はイチローが成し遂げた偉大なる記録から比べれば、全く自慢できるものではないんですが…
イチローが言う、他人との比較より自分自身で納得できるまで後悔なく追い詰めたか?と言われたら…
自分の引退時は確かに、そんな感覚でしたね。
  
  
他人に惑わされるのではなく、真摯に自分のダンスに日々向き合っているか。「我は何なり」ということこそが大事なのだということを、イチローに再確認させてもらいました。
  
 
イチロー、お疲れ様でした。ありがとう!
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